ドイツ語のCHの発音:後にsがつく場合
chの発音といえば、ハとかヒに近い音と本に載っていますが、昨日、何度聴いてもkにしか聞こえないchのある単語に出会いました。それはwechselhaft(意味:変わりやすい)
これは例外なのでしょうか?参考書に載っていなかったので調べてみました。
まずは一般的な復習から。
- ハに近い音(発音記号では/x/ )になるのは a,o, u, auの後にchが来る場合
例:Nachat, noch, Buch etc.
- ヒに近い音(発音記号では/ç/) になるのはそれ以外の場合
例:nicht, ich, euch, Milch etc.
しかし、wechselhaftの発音は/k/に聞こえます。調べたところ、こういうルールがありました。
- chのあとにsが続く場合、前の母音に左右されず、英語のように発音する。*1
例: sechs(数字の6), Fuchs(きつね), Sachsen (ザクセン州),
wechseln (交換、交替する)
だから、wechselhaftもchsという綴りの音が/ks/になるということがわかりました!