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ことばのまわりをぐるぐると♬

旧タイトル:仏語と独語の学習メモ♬

テレビでドイツ語:Theodor Heussの言葉から

去年の再放送とのことですが、『テレビでドイツ語』のクオリティの高さに毎回感動しています。初級用の前半の「ベルリーナに学ぶ日常会話術」も素晴らしいのですが、インタビューが毎回、刺激的で面白い!

たまに日本人のドイツ語マスターの方がゲストで会話が99%日本語のときもありますが、ロケのときのインタビューはドイツ語学習者以外にも自信を持っておすすめします。他の言語でもこういう知的好奇心を刺戟する内容の番組作りを目指していただきたいものです。

今回取り上げる表現は先月の放送回ジュニア選挙に関するインタビューから。

この回のテーマは「若者の政治教育」で、その学びの機会を提供するDie Juniorwahl (ジュニア選挙)というプログラムの教材を提供しているKumulusというベルリンの公益団体の創設者Gerald Wolffさんから話を聞いていました。

そこで引用されたのが、旧西ドイツの初代連邦大統領のテオドール・ホイス(Theodor Heuss)の言葉です。

Demokratie ist keine Glücksversicherung, sondern das Ergebnis demokratischer Gesinnung und politischer Bildung.

民主主義とは幸運を保証するものではない。民主主義的な信念と政治的な教育の結果である。

 検索してみると、

„Demokratie ist keine Glücksversicherung, sondern das Ergebnis politischer Bildung und demokratischer Gesinnung.“ 

というように後半の順序が入れ替わっているようです。

しかし、内容的には変わりません。

この言葉の引用後、字幕では次のように展開します。

(ちなみに、字幕は直訳的な日本語になっていますが、ドイツ語初心者には文の構造がわかるとても親切な翻訳だと思いました。)

これらの言葉はとても的確です。市民を繰り返し民主主義的な行動様式に親しませることは重要なことなのです。政治的な教育という手段で情報を与えることでしっかりとしたそしてきちんとした情報を持つ民主主義者を形成するのです。ナチズムそしてワイマール共和国の経験を背景に持つドイツでは安定した民主主義と信念を持った民主主義者がとても重要なのです。それゆえに政治的な教育を行うということはとても重要なのです。

 

2ヶ月後ぐらいに聞き返してドイツ語だけでどこまでわかるようになっているか確かめたいと思います。

NHKテレビ テレビでドイツ語 2016年 07 月号 [雑誌]

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