映画:世界にひとつのプレイブック The Silver Linings Playbook
昨日に引き続き、アマゾンのプライム会員なら無料で見られる(まあそのお金も払っているというわけだが)ビデオのご紹介。
以下、見終わった後に調べたことのメモですが、ネタバレすると思うのでご覧になっていない方は注意してください。
原題のThe Silver Linings Playbookの意味について
Silver LiningはEvery cloud has a silver lining.という諺から。(意味:どんなに悪い状況にも希望はある)
Playbookはアメフトの作戦ノートのことで、直訳するならば、「逆境でも希望の見える作戦ノート」という感じでしょうか。
私は今回映画を見て調べるまでタイトルのプレイブックはソングリストのようなものだと思っていたのですが、実際はこのアメフト用語の意味と気づく方は日本にどのぐらいいるのでしょうか。フランス語のタイトルは"Happiness Therapy(幸せセラピー)"、ケベックでは"Le Bon Côté des choses (ものごとの良い面)"だったようです。わかりやすい!
妻のニッキの浮気を何故、誰も問題視しないのか
芸能人の不倫騒動ばかりがマスコミを賑わす日本にいるとブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)演じるパットは不倫された側なので、どうしてここまでひどい扱いを受けるのか、また、どうして妻のニッキの不倫を責めないのか少し不思議に思います。
アメリカでは不倫はそれほどタブーではないのでしょうか。
英語圏の人がどう反応しているか調べたところ、ニッキの行状に関しては皆、批判的でした。さらに原作ではニッキがパットを殴ったという描写もあるようで、それが彼の精神疾患の原因なのではという疑いもあるようです。
しかし、結局は相手を半殺しの目にあわせるという傷害罪とは比較できないということなのでしょう。
ちなみに映画では精神病院に8ヶ月収容されたことになっていますが原作では4年もいたようです。
Asian Invasion?
アメリカ映画で「アジア人の侵略」というと、中国人か日本人、と思ったのですが、ここではインド人を指していました。イギリスだったらわかるのですが、アメリカも?と意外だったので調べたところこんな記事が。
なるほど、アメリカ含めて多くの国で「アジア人」のカテゴリーはかなり大きいようです。
スクリプト
英語はとても簡単なのですが、ジェニファーローレンスの話し方がわかりにくくて、??と思うところが2箇所ほどありました。
幸い、気になったところはここで台本を読むことができました。