天国の麻央さんへ
同じ病ではありませんが、末期と呼ばれる病を抱える肉親を持つ私にとって、小林麻央さんは美しい希望の光でした。彼女の文章にいつもいつも励まされていました。
麻央さんのブログは最初は自己表現だったかもしれません。でも、いつからか確かに病を抱える他者に向かっていかれました。
実はブログを読むまで麻央さんのことは、よく存じませんでした。マイナーな国に長くいて、マイナーな言語ばかりに関わっていたので、日本のテレビを知る時間的余裕がありませんでした。
でも、ブログの文章を読むにつれ、お人柄に触れることができました。
年齢こそ大きく違いますが聡明で優しいところ、元は活発でいらっしゃったところが、病に倒れた母に似ていると思いました。
母の病気のことは、なかなか人に話すことができませんでしたが、麻央さんのブログには、何度かコメントとして書くことができました。
週に2回、週末に麻央さんのブログを訪問し、看病と仕事とのバランスをとるのが習慣になっていました。
お会いしたことがない方に対して、こんな風に感じたのは初めてですが、麻央さんは私にとって、とても大きな存在になっていました。
麻央さんが最近、書かれた
ではコメントを読んだり共感したり祈ったりしてくださっているとのことで、
麻央さんのブログに励まされた方々(がここを見るとは思いませんが)、今は私のように涙と鼻水でいっぱいかもしれませんが、頑張って生きていきましょうね。
…なんだか、ワーニャ伯父さんみたいになってきたのでもうこの辺にします。
どこまでも優しく美しく天使のようだった麻央さん、大好きでした。
ご冥福を心からお祈り申し上げます。