ことばのまわりをぐるぐると♬

旧タイトル:仏語と独語の学習メモ♬

来年は仏検1級受験します!

アクセスが異常に伸びている、と思ったら今日は仏検の面接試験だったんですね。今年は受験申し込みをする余裕がなかったので、すっかり忘れていました。

 

今日、2級面接の方、頑張ってくださいね。

私のアドバイスは早めに到着し、普通に会話を続けること、それ以外ありません。

問題集とは全く違った受験体験記はこちら。 

 

plurilingue.hatenablog.com

 その結果はこちら。

 

plurilingue.hatenablog.com

 

 

さてさて、ここからは改めて1級目指す私の抱負。

plurilingue.hatenablog.com

 

↑半年前にここに書いたことは全然、実行できていません。

今日からまたスタート。

Rome ne s'est pas faite en un jour.

ちなみに、

Rome ne s’est pas faite en un jour — Wiktionnaire

によると、ローマをパリにしたバージョンもあるとのこと。

Paris ne s’est pas fait en un jour — Wiktionnaire

日本だったら「京都は1日にしてならず」かな?(→そんなのありませんよ!)

ともあれ、日々これ継続です。

来年は他にその日限定の用事がなかったら絶対、受験します!
重要な予定が重なったらDALF C1目指します。

 

麻央さん追悼:フランス語の記事その2

その1から2週間も経ってしまいましたが、もう一本読んだ記事のタイトルとその一部だけご紹介します。

www.pourquoidocteur.fr

タイトルは直訳すると

乳がん:著名ブロガーの逝去に日本泣く』

本文でブログタイトルを「日本語で心」と意味を説明していますが、kokoroがkokoraになっているのが残念ですが、それ以外は事実を端的にまとめていると思います。

 

本文の単語:

succomber:亡くなる、屈服する、(誘惑に)負ける、諦める

 (英語だとsuccumb)

palmarès:受賞者リスト、(最後のSを発音するので注意!)

dissimuler :隠す、(見えないようにする)

 

この記事によると、乳がんを患った著名人は積極的に乳がん予防キャンペーンに参加しているそうで、その一例としてシャナン・ドハーティの活動に触れています。

また、乳がん予防のために、アンジェリーナ・ジョリーが乳房切除(mastectomie)をしたことも紹介して締めくくられるという、これちょっと広がりすぎでは?という終わり方になっています。

しかし、この記事が医療情報サイト上に掲載されていることを考慮すると、なんとなく納得がいきます。というのは、いくら感動を与えたとは言え、乳がん患者の死去だけを伝えるのは後味が悪いとライターが感じたと推測されるからです。それで、悲劇だけに偏らないようバランスを取るために、サバイバーや乳がん因子の高い著名人も含め、多様な生き方の紹介のようになったのかと思われます。

 

 

 

 

 

 

麻央さん追悼:フランス語の記事その1

相変わらず悲しいです。

こういう感情を処理できないときにこそ外国語。というわけで、好きだけど相変わらず苦手なフランス語でニュースになっていないかと探したらありました。

www.leparisien.fr

une vive émotion:深い感情、転じて、「衝撃」、みたいな感じでしょうか。

faucher:刈り取る、倒れる、殺す ですが、すでにla mortで死を出しているので、

ここでは

fauché par un cacer:ガンで倒れた

でしょうか。

タイトルだけで時間がかかりましたが、訳すとすれば

「日本:ガンで闘病中の若いテレビスターの死に衝撃を受ける」

のようになると思います。

 

フランス大統領選:TF1の4月30日のメランション氏インタビュー

すっかりメランション氏ウォッチャーになっている昨今です。
聞きとりにくそうなダミ声でいながら、実はとってもわかりやすい話し方がかなりツボにはまっているんだと思います。

www.youtube.com


このビデオはフランス語字幕つきなのでますますわかりやすい。

彼が有権者に期待しているのは
1. 第2回選挙でルペン氏に投票しないこと

マクロン氏投票でも棄権(s'abstenir)でも白紙投票(voter blanc)でもどれでもいい)

2. 議会選挙(6月11日18日)で過半数をとり、マクロン氏の政策を追い払うこと

のようです。

どこまでも強気のおっさんです。

インタビューで司会者無視で話し続けるところがフランス人っぽくて面白いです。

でも、

www.marianne.net


を見ると感激屋さんでもあるようです。

この"merci merci merci!"の掛け声はあまり私の知るフランスらしくなく、世界は広いことを教えてくれます。

これを見て、今まで感じていた何とも言えないモヤっとした表現できないものの正体が見えてきました…。

そう、これはきっと、浪花節

 

(褒めていますよ!メランションさんは着物が似合いそうです。)

 

ちなみにこの記事を書いたきっかけは今朝NHKのニュースでこれ↓を聞いたためでした。

www3.nhk.or.jp

フランス大統領選:敗北後のコメントが人間らしいメランションさん

周知のとおり、1回目の選挙はマスコミの事前の予測どおりのマクロンとルペンになりました。
共和党のフィヨンや社会党のアモンがいち早くマクロン支持を表明したのにいつまでも表明しないメランション氏。
一体何を考えているのかと思いきや、こんなビデオがありました。

www.youtube.com

あまりにも未練がましい、そしてあまりにも人間らしくて、一周回っていいなと思いました。一位だった地域を一つずつ挙げているときのぐだぐだ感が、かわいいというか面白くて笑えます。(これは決してバカにしているのではなく、カメラの前で悔しがれる素直さと誠実さと、おそらくそれを評価するであろう支持者の包容力を讃えているつもりです。)

チャーミングなおっさんですね。

マクロン氏支持を表明できなかった理由もわかりました。いくら国民戦線が論外であっても、マクロン氏とは考えが全く違うからだったんですね。確かに違いすぎる。


第2回選挙については、今のところ、マクロンがかなりリードしているし(59%vs41%) マクロン嫌いだからルペンという人は少ないようなのでマクロンで安泰かと思います。

癒しの合唱曲

忙しすぎてフランス語とはご無沙汰になっています。

歌詞があると気が散るので家で聞くBGMもフランス語ではなくクラシックに偏りがちですが、合唱曲はちょっと休みたいときに邪魔にならない気がします。

例えば、映画『コーラス(Les Choristes)』のCerf-volant (凧=飛ぶ鹿)はソロのJean Baptiste君が一瞬見せるシャイな笑顔も含めて素晴らしく癒されます。

www.youtube.com

劇中では男の子しかいませんでしたが、このビデオを見る限り、音源の合唱団には女の子も結構いたんですね。

Jean-Baptiste Maunier君は声変わりのあとも歌っていて普通に上手いとは思いますが、少年時代の神性は感じられません。

神様は残酷だ。

声変わりのときって本人はどんな気分だったんでしょうか。

女性も声変わりがあるといいますが、私自身は特に自分の声が劇的に変わったと感じたことがないので、想像できません。

www.amazon.co.jp

 

 

 

 

「いじめ」(NHK World French)

本日のNHK World Frenchから取り上げるのは

 Étude sur les brimades subies par les écoliers originaires de Fukushima

(福島出身の児童、生徒へのいじめに関する研究)

の記事です。

 

単語、表現:

subir les brimades いじめられる

constater : 気づく、見つける、

relever  : 気づく、見つける 

   (releverの意味はたくさんあるが、ここではconstaterの言い換えだろう)

以下、NHK WORLD Frenchの記事からのコピペ、元記事、感想です。

 

Le ministre japonais de l'Éducation, Hirokazu Matsuno, a ordonné l'organisation d'une étude factuelle sur les brimades subies par les écoliers qui ont dû être évacués de la préfecture de Fukushima à la suite de l'accident nucléaire de 2011.

M. Matsuno s'est adressé vendredi à la presse à la veille du sixième anniversaire du séisme, du tsunami et de la catastrophe nucléaire qui ont dévasté la partie nord-est du Japon.

Le ministre estime vivement regrettable que des cas de brimades subies par les enfants aient été constatés alors que ces derniers sont toujours dans l'impossibilité de rentrer chez eux et qu'ils vivent toujours dans l'anxiété.

Il a ajouté que cette étude, qui commencera dès ce mois, a pour objectif de comprendre la situation dans l'espoir d'empêcher les comportements offensants nourris par les préjugés et la discrimination.

L'étude suit les instructions envoyées en décembre dernier par le ministère aux conseils de l'éducation de tout le pays afin de déterminer si de telles brimades ont cours dans leurs écoles.

Le ministère prévoit de publier les résultats de l'enquête, y compris le nombre et la nature des incidents relevés ainsi que les mesures prises par les établissements scolaires pour y remédier.

 

元記事はこちらかと

www3.nhk.or.jp

 

<感想>

原発いじめについては耳にしたことがありますが、横浜の学校の特殊な例だと思っていました。違ったんですね。でも、実態調査がいじめを未然に防いだり、今あるいじめをなくす糸口になるのかしら。実態調査の後の展開が気になります。