ことばのまわりをぐるぐると♬

旧タイトル:仏語と独語の学習メモ♬

今年のドイツ語学習計画(となぜか、「まいにちドイツ語」についての感想)

ドイツ語の方は暫くはひたすら毎日5分未満のduolingoだけにします。

Fluencyは相変わらず47%ですが、レベルはこの前上がって、13になりました!

このレベルは頑張ったで賞みたいなものなのでしょうか。

順調にいくと4月中にはツリーが完成してしまいそうでなので、もし4月にラジオの「まいにちドイツ語」入門編がコミュニカティブな内容になっていたらそちらをメインにするかもしれません。

 

「まいにちドイツ語」入門編というと、今現在放送されているものは「日本在住のドイツ人ドイツ語教師のための日本語講座か?!」と思うくらい日本語の割合が極端に多い、摩訶不思議な番組です。多分、ラジオの語学講座史上一番、学習対象言語を話す割合が少なく、一番、日本語での長々とした文法の説明が多い番組なのではないかと思いますが、実際どうなのでしょう。

いずれにせよ、そのあまりの珍妙さにドイツ語を学習していない方も一聞の価値があるのではと思うくらいです。
それともこういう感想を持ってしまう私はかなり特殊なのでしょうか。聞かなければいいんですが、たまに車の中で聞いてしまい、そのたびにALAS! Oh my God! と叫びたくなります。

Duolingoと『しっかり身につくドイツ語トレーニングブック』

Duolingoですがまだツリーを完成していないドイツ語だけはコツコツ続けています。

Fluencyも順調に伸び、今では47%!

8月の時点では35%だったことを思うと、ちょっと感無量…(って大げさか。)

一度は、「あー、もう基礎ないから続けられない、全然身につく気配がしない…」と諦めたのですが、思い切ってKindleで『しっかり身につくドイツ語トレーニングブック』を購入し少し齧ったところ、いきなりわかった気持ちになり、再びやる気も出てきました。なんて単純!

CD BOOK しっかり身につくドイツ語トレーニングブック (CD BOOK―Basic Language Learning Series)

CD BOOK しっかり身につくドイツ語トレーニングブック (CD BOOK―Basic Language Learning Series)

 

 

Amazonのレビューにミスが多いとありましたが、実際、たまにミスがあります。なぜこんなに売れている本なのに正誤表がないのかとっても不思議…。(出版社のサイト、正誤表|ベレ出版

で検索しても載っていません。)

でも、いい本だと思います。まだ全部はできていませんが終わったら私が正誤表を作ろうかな…、なーんてもう既に作っている方がいたら教えてください!

 

閑話休題

Duolingoに戻りますが、Streakも今は78! これはなんちゃって78日間、毎日続けたということですが、もちろんチートできるStreak Freezeとを今までに15回ぐらいは使っているので、この連続記録は本当になんちゃってです。

レベルも12になりました。

最近、音声認識が向上したようで、マイクで話す問題のときは、声に反応して聞き取れた単語が表示されるようになり、どの発音が悪いかわかるようになりました。 *1

Duolingo,無料なのにすっごく頑張っていると思います。

ここまできたら、ツリー完成までFluencyがどこまで行くか、そしてレベルがどこまで行くか興味津々です。

 

*1:12/7追記:これはブラウザ依存の機能のようです。Safariでは依然として音声認識による文字表示はありませんでした。もしかしたらChromeでは前からこの機能があったのかもしれません。

トランプ当選:メルケルさんのコメント

米国の大統領選の結果を受けての各国首相および極右政治家の反応がいろいろ出ています。

f:id:plurilingue:20161110181240j:plain

出典: pic.twitter.com/ZcEIJMu65b

 

この中で目を引くのがドイツのメルケルさん。

youtu.be

 

以下、この映像部分の原文です。

Deutschland und Amerika sind durch Werte verbunden: Demokratie, Freiheit, Respekt vor dem Recht und der Würde des Menschen, unabhängig von Herkunft, Hautfarbe, Religion, Geschlecht, sexueller Orientierung oder politischer Einstellung. Auf der Basis dieser Werte biete ich dem künftigen Präsidenten der Vereinigten Staaten von Amerika, Donald Trump, eine enge Zusammenarbeit an.*1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BとVに惑わされるのは日本人に限らないのかな

2月がフラ語でfévrierだと知ったときもそうですが、

銀がドイツ語でdas Silberと知ってなぜか嬉しかったりします。

ドイツ語のvの音はbとは全然違うので、かなり早く出てくるhabenとかもそうですし、bとvを間違えることはないんですが。

 

発音を良くするために:おすすめのサイト

   Duolingoで音声認識の反応がいいのは、私の場合、圧倒的に英語>フランス語>ドイツ語の順です。英語は毎回1回で済みますが、フランス語はたまに2回言わなくてはいけません。ドイツ語はというと、1回で通過することの方が少なく、たまに、10回以上言ってようやくパスしたり、時間が足らずに諦めたりすることもあります。

 Dictationのときにドイツ語は単語を覚えていなくても大抵はそれらしき単語を書けるし、そもそも昔、旅行したときもドイツ語の発音で苦労した覚えはなく、片言のドイツ語でも通じたので、発音が大変というイメージはありませんでした。

 反対にフランス語は今でも苦労していますが、初めて旅行したときの通じなさ加減は最悪でした。話せるようになってからもフランス人の子に「なんか周波数が違う感じ」と言われました。

 Duolingoに話を戻すと、英語やフランス語は録音した自分の声を聞くと、確かにそれなりかなと思いますが、ドイツ語の場合、パスした声でさえ(パスしないと録音が聞こえない作りになっています)あー日本人、という感じです。

 この「あー日本人の声」という感じは、例えば、英語を完璧に話しているNHKのRadio Japanの日本人の名前のアナウンサーの方の中にも、あるいは帰国子女で周りには完璧と言われていてもネイティブではないという方にもいらっしゃいます。これが「周波数が違う」感じなのでしょうか。

 どうしたら別の「周波数」を出せるのか、それは舌先とか口の形という小手先ではない感覚がありました。自身の体験だけではなく、昔、図書館で借りて読んだ言語学者トマティスの本にあった言語ごとの「周波数」の話の影響も受けていると思います。

 耳鼻咽喉科の医師であった彼は言語ごとに使用されている周波数から耳のトレーニングによるリラックス法や語学学習法を編み出しました。日本にもいくつかトマティスのトレーニングセンターがあり、大学でも採用しているところがあるので調べれば簡単に概要はでてきます。しかし、実践となると特別な機械が必要で、受講料は高く気軽に試せる額ではありません。

  しかし偶然たどり着いたGeorge Cooneyさんこと国井仗二さんのサイト

lite.air-nifty.com

を聞いて、そこから国井さんはトマティスの機械の助けを借りることなく、自力で、英語声(私が上で述べた違う「周波数」の声)を作る方法を見つけられ、説明なさっているサイトを読み驚きました。

発音・発声のヒミツに迫る - 国井仗司 「声をめぐるエッセイ」 | G. Cooney's Essays on Oral Interpretation

全て読むのは根性が要りそうですが、私の場合、斜め読みでも目から鱗のヒントがありました。

とにかく朗読のサイトにおける国井さんのイギリス英語の発音が素晴らしいので説得力があります。

国井さんのアイデアは英語に限らず、他の言語においても応用できると思います。

おすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DuolingoのFluencyの謎その2

語学レベル(Fluency)が殆ど変わらないという話を以前しましたが、

plurilingue.hatenablog.com

英語を1週間放置していたら2%下がっていました。

しかし、その後足りないスキル強化の問題をすると、すぐに70%に戻りました。

基本的に私は英語の問題を間違わないし、間違うといっても和訳に関するDUOLINGOの答えの範囲が狭すぎるのが原因だったりするので、「報告」して教えてあげています。

簡単な英語でも和訳はいろいろなパターンがあるので、英→日の翻訳は大変だと思います。

 

ちなみに、毎日しているフランス語とドイツ語はそれぞれ54%と35%で、フランス語は不動、ドイツ語だけなぜか1%上がりました!

実力との相関は低いかもしれませんが、フランス語も60%ぐらいになったら嬉しいな。

 

 

テレビでドイツ語:Theodor Heussの言葉から

去年の再放送とのことですが、『テレビでドイツ語』のクオリティの高さに毎回感動しています。初級用の前半の「ベルリーナに学ぶ日常会話術」も素晴らしいのですが、インタビューが毎回、刺激的で面白い!

たまに日本人のドイツ語マスターの方がゲストで会話が99%日本語のときもありますが、ロケのときのインタビューはドイツ語学習者以外にも自信を持っておすすめします。他の言語でもこういう知的好奇心を刺戟する内容の番組作りを目指していただきたいものです。

今回取り上げる表現は先月の放送回ジュニア選挙に関するインタビューから。

続きを読む